柚子の大馬鹿十八年
読み方
ゆず の おおばか じゅうはちねん意味
柚子は種から育てると実を結ぶまで非常に長い年月がかかり、十八年もかかる、という意味のことわざ。「桃栗三年柿八年」に続けて用いられることが多い。物事の成就や人の成長には時間が必要で、気長に待つべきだというたとえにもなる。由来
成立した年代や初出文献は明確ではない。江戸時代から伝わるとされる「桃栗三年柿八年」という果樹の結実年数を並べた農事のことわざに、柚子の生育の遅さを強調する句として加わり、各地で伝承されてきた。十八年は実際の年数を厳密に示すものではなく、長くかかることを強調した表現である。備考
「大馬鹿」は柚子を擬人化して、生育の遅さをユーモラスに強調した言い方。接ぎ木栽培なら数年で結実する場合もあり、十八年は農学上の正確な年数ではない。例文
- 新しい事業もすぐに成果は出ない。柚子の大馬鹿十八年というように、長い目で育てよう。
- 彼は若い頃は目立たなかったが、研究を続けて大成した。まさに柚子の大馬鹿十八年だ。
- 苗木が実を付けるまで待つ祖父は、「柚子の大馬鹿十八年だから、焦ってはいけない」と笑った。