案内者は半道
読み方
あんないしゃ は はんどう意味
人に道を案内してもらう際は、目的地まで付き添ってもらわずとも、途中の半分ほどまで道筋を示してもらえば、残りは自分で行けるということ。転じて、人を助けたり教えたりするときは、何から何まで代行せず、相手が自力で進める程度に手助けすればよいという意味でも用いる。由来
特定の故事や著者に由来するという確かな説、初出の年代は明らかではない。徒歩での旅が一般的で、土地の人に道を尋ねたり案内を頼んだりした時代の生活経験から生まれた表現と考えられる。「半道」は道のりの半分、すなわち途中までを意味する。備考
現代の日常会話ではあまり頻繁には使われない、やや古風なことわざ。「途中で無責任に見捨ててよい」という意味ではなく、自立できるよう要点を示すという趣旨で用いる。例文
- 初めての山道なので村人に頼んだところ、峠の手前まで案内してくれた。案内者は半道で十分というわけだ。
- 新人指導では答えをすべて与えず、案内者は半道という気持ちで、仕事の進め方だけを示して自分で考えさせた。
- 相談者をいつまでも頼らせないために、案内者は半道の考え方で、解決への道筋を教えたあとは本人に任せた。
対義語
- 至れり尽くせり
- 手取り足取り教える