権勢は一時、名声は末代
読み方
けんせいは いちじ、 めいせいは まつだい意味
権力や勢力を持って栄えることは一時的なものにすぎないが、立派な行いや業績によって得たよい評判は、本人が死んだ後も長く後世に伝わるということ。目先の権勢におごらず、後世に恥じない生き方をすべきだという戒め。由来
正確な初出や成立時期は明確ではない。漢語の「権勢(権力・勢力)」「名声(よい評判)」「末代(後の世代・後世)」を用いた教訓的なことわざとして、日本語に定着した表現である。備考
「権勢」は権力とそれに伴う勢い、「末代」は後の世代・後世をいう。政治家や組織の指導者などに対し、一時的な権力より長く残る評価を重んじる文脈で用いる。例文
- 一時の権力におごる同僚を見て、「権勢は一時、名声は末代」という言葉を思い出した。
- 彼は地位や利益だけを求めず、後世に恥じない仕事を選んだ。権勢は一時、名声は末代と考えたからだ。
- 歴史上の人物を評価するときには、権勢は一時、名声は末代という視点も大切である。
類義語
- 虎は死して皮を留め、人は死して名を残す
- 人は死して名を残す