欲と二人連れ
読み方
よく と ふたりづれ意味
人は何かを行うとき、たいてい何らかの欲望を伴っているということ。欲は人からなかなか離れず、いつも連れ添っているものだ、という人間の性質を表す。金銭欲だけでなく、名誉欲や成功したい気持ちなども含む。由来
「二人連れ」は二人が連れ立って歩くことをいう。この語を用い、欲が人にいつも付き従うものだとたとえた表現である。特定の作者・典拠や成立した正確な年代は明らかでないが、古くからことわざとして用いられてきた。備考
人間の欲望をやや批判的、または皮肉に評する際に使うことが多い。「欲があること」自体を全面的に非難する語ではなく、欲が人に付きまとうという観察を表す。例文
- 慈善事業への寄付であっても、名を上げたいという気持ちがあれば、まさに欲と二人連れだ。
- 新しい地位を得てもさらに上を望むのだから、人は欲と二人連れなのかもしれない。
- 彼は無欲そうに見えるが、商談になると利益を最優先する。やはり欲と二人連れだ。
類義語
- 欲の皮が突っ張る
- 欲に目がくらむ
- 欲は身を失う
- 人間の欲にはきりがない
対義語
- 足るを知る
- 無欲恬淡
- 清貧