現金掛け値なし
読み方
げんきん かけね なし意味
商品を現金で売り、値引きを前提として実際より高い値段を付ける「掛け値」をしないこと。値段をごまかさず、最初から正当で一定の価格を示して売るという商売上の言葉である。由来
江戸時代から商取引で使われた売り声・商売文句に由来するとされる。「掛け値」は、客との値引き交渉を見込んであらかじめ高く付ける名目上の値段をいう。「現金」は掛け売りではなく、その場で代金を支払う取引を指す。正確な成立年は不明である。備考
主に商売・価格表示についていう古い言い回しで、日常会話では「定価販売」「値引きなし」などのほうが一般的である。「掛け値」は値引きを見込んだ上乗せ価格を指す。例文
- 当店は現金掛け値なしですので、表示価格からの値引き交渉は承っておりません。
- 店主は『品物には自信があります。現金掛け値なしで売ります』と客に説明した。
- 昔の商店街では、店先に「現金掛け値なし」と書いた看板を掲げる店もあった。
類義語
- 正札販売
- 定価販売
- 正札付き
- 明朗会計
対義語
- 言い値
- 掛け値あり
- 二重価格