生まれ故郷は忘れがたし
読み方
うまれこきょう は わすれがたし意味
人は生まれ育った故郷に強い愛着や思い出を抱くため、遠くへ移り住んだり長い年月が過ぎたりしても、故郷のことはなかなか忘れられないということ。故郷を懐かしく思う人情を表す。由来
特定の作者・文献を初出とする由来は明確ではなく、成立した時期も不詳である。「忘れがたし」は、現代語の「忘れがたい」に当たる古風な言い方で、「忘れることが難しい」という意味。生まれ育った土地への深い愛着を表す慣用的なことわざとして定着した。備考
故郷への愛着や懐旧の情を述べる際に使う、やや文語的で落ち着いた表現。「忘れがたい」としてもよい。相手に故郷へ戻るよう強いる意味ではない。例文
- 海外で長く暮らしていても、生まれ故郷は忘れがたしというように、祭りの季節になると故郷を思い出す。
- 祖父は上京して六十年になるが、生まれ故郷は忘れがたしといって、毎年ふるさとへ墓参りに帰る。
- 新天地での生活は充実しているが、生まれ故郷は忘れがたしで、子どものころ遊んだ川の風景が懐かしい。
類義語
- 故郷は遠きにありて思うもの
- 生まれ故郷は忘れがたい
- 故郷を懐かしむ