百姓は苗半作
読み方
ひゃくしょう は なえ はんさく意味
米作りでは、よい苗を育てられるかどうかで収穫の半分が決まる、という意味。転じて、仕事や事業では最初の準備・基礎づくりが成果の大きな部分を左右することをいう。由来
稲作農家の経験から生まれた農事のことわざである。健全な苗を適期に育てて田植えを行うことが、その後の稲の生育や収量に大きく影響することを表す。成立した正確な年代や最初の出典は明らかではないが、近世以前から伝わる農業上の教訓と考えられる。備考
本来は稲作に関する表現で、「百姓」はここでは農民・農家の意味。現代では農業以外でも、準備や基礎の重要性を説く比喩として使われる。例文
- 田植え前の育苗を丁寧にしよう。百姓は苗半作というから、苗の管理で手を抜いてはいけない。
- 新入社員の研修は重要だ。百姓は苗半作というように、初期教育が将来の成長を左右する。
- 商品の企画段階で顧客調査を徹底した。百姓は苗半作で、準備の質が事業の成否を決めると思ったからだ。
類義語
- 苗半作
- 苗代半作
- 苗を見て作を知れ