知らぬが半兵衛
読み方
しらぬ が はんべえ意味
知らないでいるほうが、知って心配したり不愉快になったりするよりも、本人にとって幸せで気楽な場合があるということ。「知らぬが仏」とほぼ同じ意味で用いる。由来
「知らぬが仏」から派生・もじりとして生まれた表現とされる。「半兵衛」は江戸時代に広く使われた男性名で、ここでは特定の人物を指すとは限らない。正確な初出年や成立事情は明確ではないが、近世(江戸時代)から用例が見られるとされる。備考
相手に隠し事をする理由として使うと、相手を軽んじているように聞こえることがある。日常会話では、より一般的な「知らぬが仏」がよく使われる。例文
- 彼女は同僚たちが自分の昇進について陰で不満を言っていることを知らない。知らぬが半兵衛というから、あえて伝えないことにした。
- 子どもにはまだ難しい家庭の事情だ。今は知らぬが半兵衛で、安心して暮らせるならそれでいい。
- うわさの真相を調べようとしたが、知れば気が重くなるだけかもしれない。知らぬが半兵衛とも言うし、深入りはやめよう。
類義語
- 知らぬが仏
- 見ぬが極楽
- 聞かぬが花
対義語
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
- 知は力なり