知らぬ道は杖をつけ
読み方
しらぬ みち は つえ を つけ意味
知らない土地や未経験の事柄に取り組むときは、独断で進まず、経験者・専門家に助言を求めたり、十分に準備したりして慎重に行動せよ、という教え。杖は、慣れない道を歩く人を支えるもののたとえである。由来
正確な成立年や特定の出典は明らかではない。徒歩で旅をすることが一般的だった近世以前の生活感覚を背景に、見知らぬ道では杖を頼りにして安全に進むべきだという実感から生まれたとされる。そこから、未知の事柄では経験者の助けや助言を得るべきだという比喩的な意味で用いられるようになった。備考
「杖をつけ」は命令形で、「杖をついて進め」という意味。実際の旅だけでなく、仕事・学習・手続きなど未知の分野に慎重に臨む場面で使う。例文
- 初めて海外市場に参入するのだから、知らぬ道は杖をつけというように、現地の専門家に相談しよう。
- 法律の手続きは複雑だ。知らぬ道は杖をつけで、行政書士に確認してから申請した。
- 新しい仕事を任された彼は、知らぬ道は杖をつけとばかりに、先輩の経験談を熱心に聞いた。