稼ぎ三分に倹約七分
読み方
かせぎ さんぶ に けんやく しちぶ意味
財産を築くには、ただ多く稼ぐだけでなく、むだな出費を抑えて倹約することがより重要だ、という意味。収入を得る努力を三分、支出を節制する努力を七分にたとえ、日々の節約の大切さを説いている。由来
江戸時代以降の庶民の生活感覚から生まれ、伝えられてきた金銭・家計に関することわざとされる。「三分」「七分」は正確な割合を示すものではなく、財を残すには稼ぐこと以上に倹約が大切であることを強調した表現である。成立年や初出資料は明確ではない。備考
節約を勧めることわざだが、必要な医療費・教育費などまで切り詰める意味ではない。現代では、収入を増やす工夫と健全な支出管理の両方が大切だという文脈で用いられる。例文
- 収入が増えても出費まで増やしては貯金できない。稼ぎ三分に倹約七分という意識で家計を見直そう。
- 祖母は、稼ぎ三分に倹約七分だからといって、食べられる物を無駄にしないよう教えてくれた。
- 独立したばかりの彼は、稼ぎ三分に倹約七分を実践し、まず固定費を減らすことから始めた。
類義語
- 入るを量りて出ずるを制す
- 倹約は富の源
- 爪に火をともす
対義語
- 宵越しの銭は持たぬ
- 湯水のように使う