米一粒に七人の神
読み方
こめひとつぶ に しちにん の かみ意味
米一粒にも、多くの神の恵みや、米を作る人々の苦労が込められているという意味。食べ物、特に米を粗末にせず、感謝して大切に扱うべきだという教えとして用いる。由来
稲作を神聖なものと考え、米を神々の恵みとして尊ぶ日本の民間信仰・農耕文化を背景とする言い回しである。「七人」は、米作りに関わる多くの恵みや働きを象徴的に表した数とされる。成立した正確な年代や、最初の出典となる文献は不明である。備考
主に、子どもへ食べ物を大切にする心を教える場面で使われる。「七人の神」は特定の七柱を指すとは限らず、多くの恵みへの感謝を象徴する表現である。例文
- 祖母は茶碗に米を残す私を見て、「米一粒に七人の神」と言い、最後まで食べるよう諭した。
- こぼれた米を拾いながら、父は「米一粒に七人の神だよ」と子どもたちに教えた。
- 米一粒に七人の神という気持ちを持ち、生産者への感謝を忘れずに食品ロスを減らしたい。
類義語
- 米一粒にも万人の力
- 米一粒汗一粒
- 一粒万倍
対義語
- 食べ物を粗末にする
- 浪費する
- 無駄にする