ことわざ辞典

腹も身の内

読み方

はら も み の うち

意味

腹(胃)も自分の体の一部なのだから、食べ過ぎや飲み過ぎによって傷めてはいけないという戒め。転じて、目先の欲望に任せず、健康を考えて節度ある生活をすべきだという意味でも用いる。

由来

正確な成立時期・作者は不明です。江戸時代に広まった「江戸いろはかるた」の「は」の札として知られ、食べ過ぎ・飲み過ぎを戒める庶民的なことわざとして定着しました。「腹」には胃のほか、体の内側・内臓という意味も含まれます。

備考

主に食べ過ぎ・飲み過ぎを戒める際に使う、やや昔ながらの表現です。「腹」はここでは胃や内臓を指します。相手への注意として使う場合は、説教調にならないよう配慮するとよいでしょう。

例文

  • 健康診断で注意されたのだから、腹も身の内と思って夜食は控えよう。
  • 宴会ではつい食べ過ぎてしまうが、腹も身の内だから腹八分目でやめておく。
  • 甘い物が好きでも、腹も身の内というから毎日大量に食べるのはよくない。
  • 父は子どもたちに、「腹も身の内だ。好き嫌いより食べ過ぎに気をつけなさい」と言った。
  • 仕事が忙しくても暴飲暴食は禁物だ。腹も身の内を忘れず、食生活を整えたい。

類義語

対義語

  • 暴飲暴食
  • 大食い