英雄は英雄を知る
読み方
えいゆう は えいゆう を しる意味
優れた才能や大きな器をもつ人物は、同じように優れた人物の力量・価値を正しく見抜き、理解できるという意味。凡人には分かりにくい非凡さも、英雄同士なら互いに認め合えることをいう。由来
中国の古典・故事や文学に見られる、優れた人物同士が互いを認めるという考え方に由来するとされることわざ。「英雄識英雄(英雄は英雄を識る)」という漢文調の表現を踏まえたものと考えられる。正確な初出の文献・成立年代は不明だが、日本では近代以降のことわざ辞典などにも載る。備考
「英雄」は歴史上の偉人に限らず、ある分野で特に優れた人の意味でも使う。日常会話では、才能ある者同士の相互評価をやや格調高く表す際に用いる。例文
- 若手の才能をいち早く高く評価した監督を見て、まさに英雄は英雄を知ると思った。
- ライバルでありながら互いを尊敬している二人の姿は、「英雄は英雄を知る」という言葉のようだ。
- 彼の研究の価値を理解できたのは同じ分野の第一人者だけだった。英雄は英雄を知るということだろう。
類義語
- 英雄相知る
- 英雄は英雄を識る
- 士は己を知る者のために死す
対義語
- 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや
- 凡人には英雄が分からない