荒木も磨けば玉となる
読み方
あらき も みがけば たま と なる意味
粗く未加工の木材でも、磨き上げれば美しい玉のように価値あるものになるという意味。人も生まれつきの能力や現在の状態だけで決まるのではなく、教育・訓練・努力によって立派に成長し、才能を発揮できることをいう。由来
「荒木」は、まだ削ったり磨いたりしていない粗い木材を指す。そうした木材でも丹念に磨けば玉のように美しく見える、というたとえから生まれたことわざである。成立した正確な年代や初出は明らかではないが、近世以降に広く用いられてきた表現とされる。備考
主に人材の教育や努力による成長を励ます場面で使う。「荒木」は人名ではなく、粗削りで未加工の木材の意味。相手を現時点では未熟だと評価する響きもあるため、直接本人に言う際は配慮が必要。例文
- 最初は不器用でも、毎日練習を続ければ荒木も磨けば玉となるというように、きっと上達する。
- 新人の仕事ぶりを見て、部長は「荒木も磨けば玉となる。時間をかけて育てよう」と話した。
- この古い木材も職人の手にかかれば美しい家具になる。まさに荒木も磨けば玉となるだ。
類義語
- 石も磨けば玉となる
- 玉磨かざれば光なし
- 人は磨くにより玉となる