薬も過ぎれば毒となる
読み方
くすり も すぎれば どく と なる意味
薬は病気を治すのに役立つが、量や使い方を誤って過度に用いれば、かえって体に害を与えるという意味。転じて、どんなに良いもの・良い行いでも、程度を超えると害や失敗につながることをいう。由来
薬の効き目は用量によって益にも害にもなるという、古くからの医療上の経験をもとにした日本のことわざである。特定の作者や確定した初出、成立年は不明だが、「物事は過度になれば害となる」という教訓を表す表現として伝えられてきた。備考
医薬品だけでなく、食事・運動・教育・仕事など、良いとされるものの「やり過ぎ」を戒める際に使う。医学的な服薬については、自己判断ではなく医師・薬剤師の指示に従うことが大切である。例文
- 健康に良いからといってサプリメントを何種類も飲むのは危険だ。薬も過ぎれば毒となるという。
- 部下を励ますことは大切だが、褒めすぎて緊張感を失わせてはならない。薬も過ぎれば毒となる。
- 運動は体に良いが、休養を取らずに続ければけがをする。まさに薬も過ぎれば毒となるだ。
- 子どもへの愛情も、過度な干渉になれば自立を妨げる。薬も過ぎれば毒となることを忘れてはいけない。
- 節約は必要だが、必要な修理まで先延ばしにするとかえって出費が増える。薬も過ぎれば毒となるというものだ。
類義語
- 過ぎたるは及ばざるが如し
- 大過は小過にまさる
- 過ぎたるは猶及ばざるが如し