蛇の道は蛇
読み方
へび の みち は へび意味
同じ業界・職業・仲間に属する者どうしは、その分野の事情や裏の情報、物事のやり方をよく知っているというたとえ。専門的なことは、その道の経験者に尋ねるのがよい、という意味でも使う。由来
正確な成立年や初出は明確ではない。蛇は、ほかの蛇が通った道や仲間の行動をよく知っているはずだという民間的な見方に基づく表現である。「同類の者は同類の事情に通じている」という意味のことわざとして、江戸時代にはすでに用いられていたとされる。備考
「じゃのみちはへび」と読む。同業者・同じ仲間の専門性や情報網を評価する際に使う。文脈によっては、悪事や裏事情に通じた者どうしを指し、やや警戒的な響きを持つこともある。例文
- 中古車の相場や故障の見分け方は、やはり整備士に聞くのが早い。蛇の道は蛇というものだ。
- 業界の慣習を知りたければ、長年その仕事をしてきた人に相談しよう。蛇の道は蛇だからね。
- 不動産の手続きは複雑だが、担当者はすぐに解決策を示してくれた。蛇の道は蛇だと感心した。
- 彼は元記者なので、情報の出どころを見抜くのがうまい。まさに蛇の道は蛇である。
- 同じ趣味の仲間に尋ねたら、入手困難な部品を扱う店を教えてくれた。蛇の道は蛇だ。
類義語
- 餅は餅屋
- 海のことは漁師に問え
- その道のことはその道の者がよく知る