親はなくとも子は育つ
読み方
おや は なくとも こ は そだつ意味
親がいなくても、子どもには自ら成長する力があり、周囲の助けも受けながら育っていく、という意味。親の保護がなくても子は成長しうることをいうが、親の愛情や養育の大切さを否定する表現ではない。由来
特定の作者・典拠や初出の時期は明らかではない。親を失っても子どもが成長していく現実をもとに、親子関係や子どもの生命力を表すことわざとして古くから用いられてきた表現である。成立した正確な年代・時代は不詳。備考
親を亡くした人や養育に苦労している人に対しては、親の役割を軽く見るように聞こえる場合がある。励ましとして使う際は、状況や相手への配慮が必要である。例文
- 祖父母や近所の人たちに見守られ、両親を早くに亡くした彼も立派に成人した。親はなくとも子は育つという言葉を思い出す。
- 親はなくとも子は育つと言うけれど、子どもが安心して暮らせるよう、地域全体で支えることが大切だ。
- 父は、自分が出張で家を空けることを心配していたが、母は「親はなくとも子は育つと言うでしょう」と笑って安心させた。
- 苦労の多い家庭環境でも、彼女は周囲の支援を受けて成長した。まさに親はなくとも子は育つ、を実感させる話だ。
- このことわざは、親はなくとも子は育つという子どもの強さを表す一方で、支えてくれる人の存在の尊さも示している。
類義語
- 親が死んでも子は育つ
- 子は親なしでも育つ