言うは易く行うは難し
読み方
いう は やすく おこなう は かたし意味
物事について立派な意見や計画を口にすることは簡単だが、それを実際に行動に移し、最後まで実現することは難しいという意味。言葉だけで済ませず、実行を伴わせることの大切さや、実践の困難さを表す。由来
中国の前漢時代に成立したとされる思想書『塩鉄論(えんてつろん)』に見られる「言之易、行之難(これを言うは易く、これを行うは難し)」に由来するとされる。『塩鉄論』は紀元前81年ごろに行われた塩・鉄の専売などをめぐる議論を記録した書物で、日本では漢文訓読の形でことわざとして定着した。備考
「言うは易し、行うは難し」ともいう。人の口先だけの主張を批判する場合だけでなく、自分自身が実践の難しさを反省する場合にも用いる。例文
- 新しい制度を批判するだけなら簡単だが、代案を実現するのは難しい。まさに言うは易く行うは難しだ。
- 毎朝早起きすると宣言したものの三日で挫折してしまい、言うは易く行うは難しを痛感した。
- 環境保護の必要性を語るだけでなく、自分の生活を改めなければならない。言うは易く行うは難しである。
- 部長は会議で大きな目標を掲げたが、社員は言うは易く行うは難しだと思い、具体策を求めた。
- 子どもに努力の大切さを教えるなら、親自身も行動で示すべきだ。言うは易く行うは難しなのだから。
類義語
- 言うは易し行うは難し
- 口では何とでも言える
- 言うは易く行うは難い
対義語
- 有言実行
- 言行一致
- 不言実行