買わぬ客の品定め
読み方
かわぬ きゃくの しなさだめ意味
買うつもりのない客ほど、商品の値段や品質、欠点などをあれこれ批評・比較したがるということ。また、当事者になる意思や責任のない人が、もっともらしく批評ばかりすることのたとえにもいう。由来
正確な初出や成立年は明らかではない。商店での客と商品のやり取りを題材にした諺で、江戸時代(17~19世紀)に庶民の間で広まり、いろはかるたなどを通じて定着したとされる。実際に買う人は品をよく見て決める一方、買う気のない人ほど気軽に品物を批評する様子から生まれた表現である。備考
商売の場面だけでなく、責任を負わない人の批評を皮肉る表現としても使う。相手に直接言うと失礼・非難がましく聞こえやすいため、使用場面には注意が必要。例文
- 彼は契約する気がないのに、提案書の細部まで批判していた。まさに買わぬ客の品定めだ。
- 店員は、買わぬ客の品定めにも丁寧に応対していた。
- 会議で実行担当にならない人ほど意見が多い。買わぬ客の品定めにならないよう注意したい。
類義語
- 買う気のない客ほど品定めをする
- 岡目八目