ことわざ辞典

足下から鳥が立つ

読み方

あしもと から とり が たつ

意味

思いがけない出来事が突然起こること、また、そのために急に出発したり行動を起こしたりすることのたとえ。足元にいた鳥が不意に飛び立つように、前触れなく物事が起こる慌ただしさを表す。

由来

足元にいた鳥が、何かに驚くなどして突然飛び立つ情景に由来するたとえとされる。そこから、予期しない出来事や急な出発をいうようになった。正確な初出・成立時期は明確ではない。

備考

主に「突然の出来事」や「急な出発」の慌ただしさを表す。日常会話より文章語・やや古風な表現として使われることが多い。

例文

  • 突然の転勤命令を受け、彼は足下から鳥が立つように赴任先へ向かう準備を始めた。
  • 親族が急病だと知らされ、姉は足下から鳥が立つように故郷へ帰った。
  • 明日の朝には引っ越すというのだから、まさに足下から鳥が立つような話だ。
  • 取引先から緊急の連絡が入り、部署全体が足下から鳥が立つような慌ただしさになった。
  • 旅行の予定はなかったのに、友人の誘いで足下から鳥が立つように空港へ向かった。

類義語

  • 寝耳に水
  • 藪から棒
  • 青天の霹靂
  • 降って湧いたよう

対義語

  • 用意周到
  • 計画的に進める