足元から鳥が立つ
読み方
あしもと から とり が たつ意味
思いがけない出来事が、すぐ身近な所で突然起こること。また、そばにいた人が前触れなく急に立ち去ることのたとえ。足元にいた鳥が不意に飛び立つほど、急で意外な事態であるというニュアンスを含む。由来
足元に潜んでいた鳥が、突然飛び立つ様子に由来するたとえとされる。人が急に出発・退去することや、身近な場所で不意の出来事が起こることを表すようになった。正確な成立年や初出の時代は明確ではないが、近世以降に定着した表現と考えられる。備考
「足下から鳥が立つ」とも書く。突然の出発・退去だけでなく、予想外の事態が身近で起きる場合にも用いる。やや古風なことわざ的表現で、日常会話では「急に」「突然」と言い換えることも多い。例文
- 会議が終わるなり、彼は足元から鳥が立つように席を立って帰ってしまった。
- 隣の部署で突然トラブルが起きるとは、まさに足元から鳥が立つ出来事だった。
- 田中さんは挨拶もそこそこに、足元から鳥が立つように出張へ出かけた。
- のんびり話していたのに、急な電話一本で彼女が足元から鳥が立つように出ていった。
- 身近な取引先の倒産を聞き、足元から鳥が立つ思いで対応に追われた。
類義語
- 藪から棒
- 寝耳に水
- 尻に帆を掛ける
- 急転直下
対義語
- 用意周到
- 石橋を叩いて渡る
- 念には念を入れる