農は国の本
読み方
のう は くに の もと意味
農業は、国民の食料を支え、国家の存立や繁栄の土台となる最も大切な仕事である、という意味。農業を軽視しては国は成り立たないという考えを表す。由来
中国の古い政治思想にある、農業を国家経営の根本とみなす考え方に由来する。『管子』や『漢書』などには「農は天下の本」とする趣旨の記述が見られる。日本でも古くから農本思想とともに用いられたが、この形がいつ定着したかは明確ではない。備考
農業の重要性を説く、やや硬い表現。現代では農業政策・食料問題・地方振興などを論じる場面で使われる。「農は国の本なり」ともいう。例文
- 食料安全保障を考えると、農は国の本という言葉の重みを改めて感じる。
- 祖父は、農は国の本だからこそ、田畑を守る人を大切にすべきだと言っていた。
- 地域の農業を支援する政策は、農は国の本という考えに基づいている。
類義語
- 農本主義
- 農業は国の基
- 民は食を以て天と為す