道中の小便は連れ小便
読み方
どうちゅう の しょうべん は つれしょうべん意味
旅の途中では、一人が小便に立つと連れの者もつられて一緒に小便に行くこと。転じて、ある人が始めた行動につられ、他の人も同じ行動をすることをいう。必ずしも深い考えや必要があって同調するとは限らない、という含みを持つ。由来
徒歩での旅が一般的だった近世(江戸時代)ごろの旅の習慣を背景にしたことわざとされる。旅の一行では、休憩や安全の都合から一人が用を足す際に他の者も同時に済ませることがあった。そこから、人の行動につられて同じことをする意味に転じた。正確な初出年・成立年は不明。備考
「連れ小便」はややくだけた、ユーモラスな言い方である。実際の排尿の場面のほか、周囲につられて同調する様子を軽く批評する際にも使う。改まった場面では「付和雷同」などに言い換えられる。例文
- 休憩になると一人がトイレへ行き、ほかの皆も続いた。道中の小便は連れ小便というが、まさにその通りだ。
- 新しいアプリを一人が入れたら、部署のみんなも入れ始めた。道中の小便は連れ小便のような広がり方だ。
- 必要かどうかを考えずに周囲に合わせるのは、道中の小便は連れ小便になりかねない。
類義語
- 付和雷同
- 右へ倣え
- 人真似
対義語
- 独立独歩
- 我が道を行く
- 不羈独立