酒は本心を顕す
読み方
さけ は ほんしん を あらわす意味
酒を飲むと理性や警戒心がゆるみ、普段は隠している本当の気持ちや考えが言動に現れやすい、という意味。ただし、酒に酔ったときの発言が必ずしも本心とは限らないという含みもある。由来
正確な初出・成立時期は不明である。酒によって自制心が弱まり、本音が口に出やすくなるという古くからの人間観察に基づくことわざとされる。なお、「酒中の真実」を意味するラテン語の格言「In vino veritas(イン・ウィーノー・ウェーリタース)」にも似た発想があるが、直接の由来関係は明確ではない。備考
「顕す」は「表す」とも書く。酒席での発言を評する際に使うが、酔った人の言葉を一方的に本音と決めつける表現になり得るため、使用時には配慮が必要。例文
- 歓送迎会で部長が異動への不満を漏らしていた。酒は本心を顕すと言うから、以前から思うところがあったのだろう。
- 彼女は酔うと急に家族への感謝を口にする。酒は本心を顕すというのは本当かもしれない。
- 酒は本心を顕すとも言うが、酔った勢いの発言をすべて真に受けるべきではない。
類義語
- 酒は本心を吐く
- 酒は本心を表す
- 酔うと本音が出る