金が物を言う
読み方
かね が もの を いう意味
金銭の力によって、人の判断や社会の物事の成り行きが左右されること。金があれば、普通なら難しいことでも実現したり、有利に進めたりできるという、金銭の強い影響力をいう。多くは世の中を批判的・皮肉に見る文脈で使う。由来
正確な成立時期や最初の出典は明らかではない。金銭が人や物事を動かす力を持つという考え方から生まれた表現で、近代以降に広く定着したと考えられる。「物を言う」は、この場合「強い影響力を発揮する」「決定的な役割を果たす」という意味。備考
金銭万能主義や格差を批判・皮肉る響きを伴うことが多い表現。「物を言う」は実際に話す意味ではなく、「大きな効力を持つ」の意。会話では「金がものをいう」と表記されることもある。例文
- 選挙運動を見ていると、結局は金が物を言う世界なのではないかと思う。
- 広告費を十分に出せる大企業では、金が物を言う場面も少なくない。
- どれほど良い企画でも、資金がなければ進められず、金が物を言う現実を痛感した。
- 彼は人脈よりも資金力を頼りにしており、金が物を言うと信じているようだ。
- 金が物を言う社会だからこそ、お金の有無で教育の機会が左右されない仕組みが必要だ。
類義語
- 金の力
- 金権が物を言う
- 金がすべて
- 地獄の沙汰も金次第
対義語
- 金で買えないものがある
- 金より心