金のないのは首のないのと同じ
読み方
かね の ない の は くび の ない の と おなじ意味
金がないことは、首がないのと同じほど生きていくうえで重大であり、生活や社会的な活動が成り立たなくなるというたとえ。金銭の必要性・力を強く、やや皮肉を込めていう。由来
正確な成立時期や初出は明らかではない。貨幣経済が生活に深く浸透した近世以降に広まったと考えられる表現で、金がなければ生活の基盤を失うという感覚を、「首がない」という極端な比喩で表したことわざである。備考
金銭の重要性を誇張した古い言い回しである。金だけを重視する考え方を肯定する表現ではなく、生活上の資金の必要性を強調する際に用いる。例文
- 家賃も食費も払えないのだから、金のないのは首のないのと同じだと痛感した。
- 昔の商人は、商売を続けるには資金が欠かせないとして、「金のないのは首のないのと同じ」と言った。
- 彼は金のないのは首のないのと同じだと考え、若いうちから貯蓄を心がけている。
類義語
- 金がなければ首が回らぬ
- 地獄の沙汰も金次第
- 金が物を言う
- 金の切れ目が縁の切れ目
対義語
- 清貧に甘んじる
- 足るを知る