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金は人を見て貸せ

読み方

かねは ひとを みて かせ

意味

金を貸すときは、相手の人柄・信用・返済能力などをよく見極めてから貸すべきだ、という意味。親しい間柄であっても、安易に金銭を貸すと返済をめぐる争いや人間関係の悪化を招くことがあるという戒めである。

由来

金銭の貸し借りに伴う損失や人間関係のトラブルを戒める、生活経験から生まれたことわざとされる。特定の作者や文献上の明確な初出、成立年代は未詳である。近世以降、庶民の間で用いられてきた金銭訓の一つと考えられる。

備考

相手を一方的に疑うための言葉ではなく、貸す側が信用や返済計画を慎重に確認すべきだという戒め。直接相手に言うと不信感を与える場合があるため、使用場面には配慮が必要。

例文

  • 友人から借金を頼まれたが、「金は人を見て貸せ」と言うので、返済の見通しをきちんと確認した。
  • 祖父は若いころに貸した金が戻らなかった経験から、いつも「金は人を見て貸せ」と子どもたちに教えていた。
  • 取引先への立て替えも、金は人を見て貸せというように、相手の信用状況を調べてから判断しよう。

類義語

このことわざに使われている漢字