金持ちの子は世に出やすい
読み方
かねもち の こ は よ に でやすい意味
裕福な家の子どもは、親の財産・人脈・教育環境などに恵まれているため、社会で成功したり出世したりしやすい、という意味。本人の能力だけでなく、生まれ育った家庭の経済力や社会的なつながりが将来に影響することをいう。由来
特定の作者による言葉ではなく、庶民の経験から生まれたとされることわざである。正確な成立年や初出資料は明らかではない。「世に出る」は、世間に認められて成功する・出世するという意味で、親の財力や人脈が子の立身に有利に働くという社会観を表している。備考
貧富による機会の差を皮肉を込めて述べることが多い表現。裕福な家庭の子を一律に能力がないと決めつける言い方にもなり得るため、相手や場面に配慮して用いる。例文
- 十分な教育費をかけられ、就職先の紹介も受けられるのだから、昔から「金持ちの子は世に出やすい」と言われるのだろう。
- 家柄だけで人を評価するのは問題だが、金持ちの子は世に出やすいという面が現実にはある。
- 彼女は親の支援に頼らず成功したので、「金持ちの子は世に出やすい」という見方だけでは説明できない。
類義語
対義語
- 貧乏人の子は世に出にくい
- 門閥に頼らず実力で世に出る