馬に乗って落馬する
読み方
うま に のって らくば する意味
得意としていて普段は失敗しないはずの人が、その専門分野や慣れた仕事で、かえって失敗することのたとえ。馬に乗ることに慣れているはずなのに、その馬から落ちてしまうという意からいう。由来
成立した正確な年代や最初の出典は明確ではない。馬が重要な移動・戦いの手段だった時代に、乗馬に慣れた者でも落馬することがあるという実際の情景をもとに生まれた表現と考えられる。近世(江戸時代)以降のことわざ集などで用例が見られる。備考
自分や相手の失敗を評する表現で、相手に直接使うと皮肉・非難に聞こえることがある。「猿も木から落ちる」「河童の川流れ」と同様に、名人にも失敗があるという意味で使う。例文
- ベテランの経理担当者が基本的な計算を間違えるとは、まさに馬に乗って落馬するだ。
- 長年運転している父が駐車で車をこすった。馬に乗って落馬するような失敗だね。
- 彼は料理人なのに塩と砂糖を取り違えた。馬に乗って落馬するとはこのことだ。
- 得意な英語の試験で単語のスペルを誤るなんて、馬に乗って落馬する思いだった。
- 専門家でも馬に乗って落馬することがあるのだから、確認を怠ってはいけない。
類義語
対義語
- 百発百中
- 万全を期す
- 石橋を叩いて渡る