髪結いの乱れ髪
読み方
かみゆい の みだれがみ意味
人のための仕事や世話には熱心でも、自分自身のことには手が回らず、十分にできていないことのたとえ。髪を結う職人が、客の髪は整えても自分の髪は乱れたままである、という意味からいう。由来
人の髪を結って整えることを仕事とした「髪結い」の姿に基づくたとえである。客の髪を整えるのに忙しく、自分の髪まで整える暇がない様子を表した。髪結いが職業として広く定着した江戸時代に生まれたと考えられるが、初出の年や確かな出典は不明である。備考
職業の専門家が自分自身のことを後回しにする場合に用いる。やや古風な言い回しで、「紺屋の白袴」「医者の不養生」とほぼ同趣旨。例文
- 美容師なのに自分の髪はいつも結びっぱなしで、まさに髪結いの乱れ髪だ。
- 会計士の彼が自分の家計を管理していないとは、髪結いの乱れ髪というものだ。
- 部下の健康には気を配る上司が過労で倒れた。髪結いの乱れ髪にならないよう、自分の休養も大切にすべきだ。
類義語
対義語
- 自分のことは自分で始末する
- 身を修める