鶏を殺して卵を取る
読み方
にわとり を ころして たまご を とる意味
将来にわたって利益を生み出すものを、目先のわずかな利益のために失ってしまうことのたとえ。卵を得ようとして鶏を殺せば、その時の卵は取れても、以後は卵を産んでもらえなくなるという意味である。由来
中国に「殺鶏取卵(さつけいしゅらん)」という表現があり、それに対応するたとえとして日本でも用いられてきたとされる。卵を産む鶏を殺して腹の中の卵を得ようとする行為を、短期的な利益のために長期的な利益を失う愚かさにたとえたもの。日本での成立時期を特定できる資料は明確ではない。備考
主に経営・資源管理などで、短期的な利益を優先して将来の収益源や価値を失う場合に使う。中国語の四字表現「殺鶏取卵」と関連する。例文
- 開発費を節約するために品質検査を省くのは、鶏を殺して卵を取るようなものだ。
- 常連客へのサービスを削りすぎれば、鶏を殺して卵を取る結果になりかねない。
- 森林を一度に伐採して利益を得ても、再生の機会を失えば鶏を殺して卵を取ることになる。
類義語
- 金の卵を産む鶏を殺す
- 目先の利益にとらわれる
- 元も子もない